リフォーム工事の見積もり書の受け取り方について考えてみましょう。
見積りを受け取る時には色々な方法があるでしょう。
この見積もりの受け取り方で、大事なことを見逃してしまう可能性もあるのです。
一例ですが見積り書を受け取る際に「ポストに入れておいてもらった」「郵送にしてもらった」という、対面での説明なしで受け取る方法があります。
相見積りなどで見積り書を複数検討しなくてはいけないなど時間が無い場合や、とりあえず合計金額だけ知りたい、後でじっくり検討しよう等という時に良くあるケースです。
しかし、その見積書の内容に、自分の希望の工事がきちんと含まれているかどうか、希望に合った工事のグレードや材料で積算された内容か、その見積もり書からだけで見抜くのは一般の方には非常に難しいことなのです。
ですから、見積書とその内容説明はセットだと思っておいてください。
仮に金額を先に知りたいという場合でも、要検討の会社からは後からでも説明を受けるようにすることは不可欠です。
工事の内容が窓の移設となっていれば、その工事に伴い「外壁の補修」やコーキングの打ち直しという工事が発生します。
細かくは木工事がかなり絡んできますし、内装のクロスや下地のボードも全て絡んできますから、実際はかなりの大工事となるのです。
またその窓が「外から目立つ位置に付いている窓」であれば、窓周りの小さな範囲の補修だけでは、既存の部分との境目が目立ってしまい、あまり見栄えの良くない結果になるかもしれません。
お金が少々掛かっても広い範囲での補修を含めてしっかり仕上げたいのか、目立たない場所なので雨仕舞だけきちんとできていればよく、安く仕上げたいのかによって、工事の内容と金額は大きく変わります。
しかし見積り書に「外壁補修一式」と書いてあったら、どの程度の補修をするのか、範囲も程度もわからないので、高いか安いかの判断をすることもできないのです。
このようなことからも見積もりの説明が不可欠といえるのです。
良心的な業者さんなら、業者さんから説明がありますが、こちらからも追加工事の発生の可能性を見積り書受け取り時には必ずチェックしましょう。
またその金額の確認もしておきましょう。
リフォームの時に問題になりやすい「追加工事」には「打ち合わせ不足からくる追加工事」「壊してから出てくる追加工事」「工事途中や工事後に自分で追加したくなる工事」がありますが、確認しておくことは「壊してから出てくる追加工事」です。
打ち合わせ不足というのは前項でもとりあげていますが、理解不足、説明不足での契約などは問題外です。
また自分達の追加要望については、これに変更した場合はいくらぐらいかかるか聞いておくと良いでしょう。
ただしリフォームの場合、壁を壊してみないと分らない部分がどうしてもあります。
特に老朽家屋においては予想していなかった状況が出る場合がありますから、業者さんにそのあたりの「万が一足の出る場合」の説明は受けておくようにしましょう。